2016年02月21日
ブルグミュラーってどんな人?
みなさん、ブルグミュラーという作曲家を知っていますか?
「弾いたことがあるっ」とか、「今習ってるよっ」
という方、けっこう多いと思います
もしかしたら、曲を聴いたら
「あ~、この曲ってブルグミュラーって人の曲なのか」
って思う人もいると思います
日本では、ピアノ教則本「25の練習曲 Op.100」がとても有名で、教材として取り入れている教室が多いです
Piano Lesson FAME でも生徒さんに合わせて使っています
そんなブルグミュラーさんの事を少し紹介しますね
フリードリヒ・ヨハン・フランツ・ブルグミュラー(名前長いですね・・・笑)は、1806年12月14日にドイツで生まれた作曲家・ピアニスト・教育者です
音楽一家で、お父さんは音楽監督、お兄さんはチェロとピアノを演奏しました
また弟もいて、彼も作曲家・ピアニストとして将来を有望されていましたが、26歳という若さで亡くなっています
弟の死をメンデルスゾーンやショパン、シューマンなどが惜しみました
ブルグミュラーは、1832年(26歳)からフランスのパリを中心に活動をしはじめました
当時のパリは芸術活動がとても盛んで華やかで、各地から芸術家たちが集まってきたんです
たとえば、ショパン(ポーランドから)やヴァイオリニストのパガニーニ(イタリアから)もパリで活動したんですよ
ブルグミュラーはピアノ教師をしながら作曲活動にも励み、ピアノ曲以外にオペラ、バレエ音楽などを作曲しました
そして彼の活動は国王に認められ、フランス帰化許可状が与えられ、国王の子どもたちにもピアノを教えたそうです
パリで成功したブルグミュラーは、1874年2月13日、68歳で亡くなりました
いかがでしたか?
ブルグミュラーという作曲家について少しでも知って頂けたら幸いです (*´∇`*)